そもそも夜間運転にサングラスは違法なの?可視光線透過率ってなに?
少し前の話なのですが、夜遅く車を運転しての帰り道、パトカーとすれ違いました。
私はいつも仕事の帰りが遅く、時々パトカーと行きかうことがあり、日ごろから「こうして警らしてくれるのはとても安心で有難いなぁ」などと思っていました。
その日もそう思いながら走っていて、少しすると後ろからライトが近づいてきたのに気付いた。
「うん・・・なんだ?」と思って、バックミラーを見ていると、
こんどはパッシング!
(あおり運転か!?)
次は、なんかマイクの声がした?
よーく見ると、パトカーではないか!!
(えっ? わたし??? さっきのパトカー??)
と思って、左に寄りながら、止まることに。
(スピードは出していないし…、ひょっとして車のフロントライトが暗すぎるから? それとも…テイルランプでも切れてる???)
など、一瞬あれこれ思いめぐらしながら、
警官が降りてくるのを待った。
すると、男性2人と女性1人の警官3人が横に近づいてきた。
(な、なによ!3人も? 私、何した???)
そして、窓をあけると
今度は、警官たちは、「ハッ!」とした顔をしたかと思うと、
女性の警官 「あっ、すみません! 間違えました! すみません」
わたし 「??????」
女性の警官 「すみません、サングラスをかけているかと思ったものですから・・・」
わたし 「はぁ?」
(?????? 意味不明 眼鏡はかけてるけど、サングラスなんかしてないよ。)
わたし 「じゃー、いいんですね」
女性の警官 「はい、どうもすみません」
(なんのこっちゃ??)と、わたしはまだ分からないままに、車を走らせ始めた。
「なんだよ、いやな感じ、まったくもう!!」 と思いながら、家に帰った。
後になって、よーく考えたら、分かった!!
(サングラス?)
あー、私の眼鏡は紫外線カットと 目を保護するからと薄く色が付いているから(眼鏡屋さんに、そのほうが目元がきれいに見えるとかなんとか言われちゃってさ)
夜だから色が濃く見えたんだなー?と思い当たったわけである。
それから、
「夜にサングラスかけたら今回みたいに取り締まりにあうのか??そんな規則があるの???」と気になり始め、
調べることにしたわけです!!
夜間の運転にサングラスは、はたして違法なの?
夜間に運転をしていると、最近は特に非常に眩しいヘッドライトの車が多いですね。
ライトが材質もガラスになりレンズ化したからでしょう。
また、雨で濡れた路上は 灯りが乱反射してチラつき、すごく見づらくて、思わずサングラスをかけたくなります。

夜間の運転でサングラスをかけることが直接、違反に問われることはありません。
ただし、サングラスをかけることによって極端に視界が悪くなっていた場合はそれによって事故を起こす原因となり、
「安全運転義務違反」に問われ、過失の対象になる可能性はあります。
日本工業規格(JIS)で「夜間運転不適合」と定められている
サングラスには色の濃さや様々な機能・性能によって極端に視界が悪くなってしまうものは「夜間運転不適合」とJIS規格で定められていること知っておきましょう。
サングラスを購入するとき、よく見ると商品のタグには製品の仕様記載が必ずあり
レンズの材質、可視光線透過率、紫外線透過率などを知ることができます。
これをよく確かめて購入するようにしましょう。
また、2018年の10月1日付で
日本工業規格(JIS)のうち、JIS T7333が改正されました。
このT7333の改正内容では、色付きメガネレンズの路上使用の規制が追加されました。
改正前と改正後の違いは
【改正前】
1. 視感透過率8%以下のレンズ:運転における使用の禁止
2. 視感透過率75%未満のレンズ:薄暮または夜間時における運転時の使用禁止
【改正後】
1. 視感透過率8%以下のレンズ:運転用または路上での使用の禁止
2. 視感透過率75%未満のレンズ:薄暮または夜間時における運転用または路上での使用の禁止
このように、いままでは運転者が対象でしたが、今回の改正により運転者だけでなく、
路上歩行時におけるすべての眼鏡レンズ装用者も対象になりました。

濃度が濃いレンズは光量不足で暗くなり視力が低下する場合もあります。
夜間の車のライトが眩しいと感じたら、ナイトドライブ用の特定の波長をカット
するレンズの入ったサングラスがおすすめです。
サングラス選びでもっとも大切なこと
◆サングラス選びでとても大切なことは「透過率」と「色」の二つです。
これを理解しておくことで運転に適したサングラス選びができます。
サングラスは「視感透過率」が重要です。

◆ 透過率とは
光をどれくらい透過させるかということです。
サングラスに表示されている「可視光線透過率」を確認するといいでしょう。
これは0~100までの数値で表され、値が小さいほど光が通りにくいのです。
例えば
「可視光線透過率」が20%というと、光を80%もカットするのですからまぶしさは大幅に軽減しますが、
とても暗く見えることになります。
当然、夜の運転には不向きだということがわかりますね。
では逆に
「可視光線透過率」が80%であれば、光は20%しかカットされないので
こういうサングラスなら、かけても周りが暗くなることはありませんから、
運転に差支えはないということになります。
でも、
光を20%しかカットされないと夜は良いとしても、日差しが強い昼の運転には不向きといえます。

ではどうしたらいいでしょうか。
昼用と、夜用に使い分けするのもいいのですが、
偏光レンズというものがあります。
◆ 偏光レンズとは
光を屈折させる機能を持つレンズのことです。
目にまっすぐ入ってくる光を曲げるので眩しさが軽減されます。
「可視光線透過率」が高くても(光カット率が低い)、適切に選び偏光レンズが入ったサングラスであれば、
昼の運転も夜の運転も安心ですね。
運転にはサングラスの色選びも重要
次に色のことですが、
これまではブラウンが多かったのですが、最近はレッドやパープル、ブルーやオレンジといろいろな色のサングラスが売られていますね。
ただし、これらの色は運転には向きません。

なぜかというと、
信号機の色が変わって見えてしまうものが多いからです。
赤信号に気づかない、青信号なのに止まってしまったなどのミスが起きているのです。
そうならないためにも 運転には サングラスの色選びも重要です。
夜間に適したサングラスは?
夜間に適したサングラスには、イエローやオレンジ系レンズがあります。
くもりや雨、夕方など、視界が悪いときに視界を明るくする効果があるといわれています。

運転用のサングラスは、色と透過率に十分注意をして選んで使用しましょう。
事故につながらないように。
白内障がある方も、夜のライトや信号の灯りなど見えにくくなります。
やはりこうしたことを考慮して眼鏡作りをして安全運転につなげましょう。

まとめ
私は、パトカーに止められたおかげで、こうしてサングラス、特に夜のサングラス着用について勉強することができました。
お巡りさん、間違えて私を止めたことは多めに見ます(笑)。これからも市民の安全のために夜のパトロールをよろしくお願いします。


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