ラジオ番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」は、武田鉄矢さんがパーソナリティを務めるラジオトーク番組です。
文化放送制作で、全国AMラジオ32局ネットで毎週月~金曜日まで平日の朝、7:35~7:45の10分間放送されています。
放送開始は1994年4月4日ですから今年2021年で27年間も続いているのですから凄いですね。
私は最初に聞いた時、武田鉄矢さんがすごい読書家であることにまず驚きました。
ネタ本を元に分かりやすく紐解いてお話をしています。
とても勉強になり、時にはご自分の事、奥様とのやり取りを語っては笑わせたり、いつも楽しく聴いております。
この「fukkoの日々雑感」サイトにカテゴリーを追加しまして、
毎回のテーマとなる概要と、鉄矢さんの音声をご紹介、お届けしてまいります。
また、音声は武田鉄矢さんのPodcastでお聴き頂きますが、視聴期間があるようで(2年以内のものが聴ける?)期限が過ぎると聴けなくなる可能性があるようです。
毎回ネタとなります本のご紹介もしていますので、お気に入りのものがあり、手に取って読みたいなと思いましたら、そちらからぜひお求めください。
武田鉄矢今朝の三枚おろし 2022.03. 今回のテーマ 視えない線で東日本大震災を振返る
さて、今回まな板に上がった本は
『視えない線を歩く』 石戸 諭:著 講談社 です。
著者はまだ30代という若い方です。タイトルは『視えない線を歩く』という抽象的な表現ですが
ノンフィクションライターの石戸さんが11年前の2011年3月取材した福島の人たちに
11年後に再び会いに行きインタビューをした『11年間で福島はどうかわっか?』というルポールタージュです。
著者は、メディアは過去において.果たして本当に真実を伝えたのか?と検証をしている。
例えば
『福島の被災者』というひとくくりで語ると、いくらでも不安や不幸が集まる。
そういう伝え方で本当に良かったのか?
大森さんという方にインタビューした内容ですが、その人が語る言葉です。
彼はテレビの報道側だったのを辞めて、飯館村の職員になったと言います。
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私たちはしっかりと物事を比べてみる努力が大事なんです!
空間線量で大騒ぎになりましたが、でも考えてみてください。そこに一日中立ってる人いなていないんですよ。
それをそれを危険だ危険だって叫び続けたテレビって正しい報道したんですかね?
危険だ危険だって叫ぶのはいい。でもね、その放射線被曝よりも避難先で
「もう家に帰りたい!」そんなストレスかかえて希望が全く無い、絶望の中で死んだ人の方が、ずっと多いんです!
メディアはそういう人たちのことは触れないでしょう!
そういう人たちは不安で殺されちゃったんですよ!
「福島には住めない」「福島には希望がない」そういう報道が死者を増やしたんじゃないか?
ちゃんと検証すべきだ!
時の権力を批判するために報道でニュースを作っています
その作られたニュースが原因で死に至ったと言う人がいるはずです!
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こんな例もあります。
運動会の玉入れ競技で、落とした玉に土がついて土が舞い上がるので低学年の小学生にマスクをさせていた。
その元気いっぱい外で運動会やっているのを取材でニュースとして撮り、東京のキー局に送ったところ
東京のキー局は、[放射線量を恐れてマスクをさせている]と報道しました。
コロナの今とは逆で、この時、メディアはマスクをしていることが異常ということにして作り上げたのです。
その運動会をやっていたあの日の、学校を含む空間線は、なんと0.0008マイクロシーベルトという少なさだった!
そんな、本当に安全な線量にもかかわらず、「恐れて子供たちがマスクをしてます」というのを見せて人を不安にさせる報道にすり替えていた!
ニュースというのは、作った人がいるということを忘れてはいけないということなのです。
騒然とする中、それでも農業をやってる人がいたそうだ。
米、米ぬか、にんじん等を検査すると放射能は不検出、全く出てこないところにいた。
彼は専門家から自ら学んで、自ら農地を検査した
そこで分かったことは水の溜まりやすい畑の角、ここからは約35,000ベクトル
ビニールの一番奥底からは29000ベクトルあった!
そこをきれいにすれば畑は以前と少しも変わらない土地だった
ところが、それにもかかわらず、メディアやTwitterなどの誹謗中傷は容赦なく非情なものだった。
著者は、農家の必死の訴えをに取材して記事にしたが、書いても書いてもなんの反響もない。
やっぱり売れるのは危険と書いた記事で、35,000ベクトルが出たというデータのみが放送されるという。
著者が最も引っかかった反原発の運動家が山本太郎氏。
この人に著者は10年後取材をしている。
「あなたは福島は危険とか、全県市民避難とかおっしゃってましたが…」
すると山本太郎さんはそれを認めたうえ、それはいま考えると間違っていたと認めた。
「街頭で福島は危険だと叫ぶと、福島は安全と叫ぶより、聞く人は足を止めてくれるので
これは良い方法だと言うことで福島を語ってしまった」と反省していたとのこと。
少しうれしい話を一つ。
この痛ましい東日本大震災を体験した人の中に、今、私たちに夢を与えてくれている人達がいます。
当時16歳だった大谷翔平、20歳だった菊池雄星、9歳だった佐々木朗希です。
人間の大活躍の力といのは、自分の力だけではなく、異がう次元の他の力を取り込んで発揮されているという考えがあるが、
それは多くの亡くなった人たちの後押しの力が加わっているのではないだろうか?と鉄也さんは語っています。
つい先日、大谷がすごい投球をして驚かれていてインタビューされ「自分でも分からない!」と答えていた時、ふと、ここで聴いた話を思い出しました。
決して忘れることはできない東日本大震災のことですが、今一度振返って
どうか、音声をお聴きください。
武田鉄矢今朝の三枚おろし ネタ本のご紹介
武田鉄矢今朝の三枚おろし 著者プロフィール
石戸 諭(いしど さとる)
*1984年2月6日生まれ
*東京都出身
*立命館大学法学部卒業
*コメンテーター・記者・ライター
元毎日新聞、2016年1月BuzzFeed Japanに転職後、2018年4月に独立
武田鉄矢今朝の三枚おろし 2022.03. 視えない線で東日本大震災を振返る 音声ファイル
こちらから、♪音声をお聴きください
●武田鉄矢今朝の三枚おろし Podcast 2022.03.14 1週目
https://omny.fm/shows/program-21/3-14
●武田鉄矢今朝の三枚おろし Podcast 2022.03.21 2週目
https://omny.fm/shows/program-21/3-21
※当サイトは番組の公式サイトではありません。武田鉄矢さんのファンとして作成しております。
※「武田鉄矢今朝の三枚おろし」ラジオ番組内では、たまに皆様からのお便りを紹介しています。もしご視聴してご感想などありましたら番組当てにお寄せしてみたらいかがでしょうか。
宛先:郵便番号105-8002 文化放送 武田鉄矢「今朝の三枚おろし」
では、他のお話もどうぞお楽しみに。

