ラジオ番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」は、武田鉄矢さんがパーソナリティを務めるラジオトーク番組です。
文化放送制作で、全国AMラジオ32局ネットで毎週月~金曜日まで平日の朝、7:35~7:45の10分間放送されています。
放送開始は1994年4月4日ですから今年2021年で27年間も続いているのですから凄いですね。
私は最初に聞いた時、武田鉄矢さんがすごい読書家であることにまず驚きました。
ネタ本を元に分かりやすく紐解いてお話をしています。
とても勉強になり、時にはご自分の事、奥様とのやり取りを語っては笑わせたり、いつも楽しく聴いております。
この「fukkoの日々雑感」サイトにカテゴリーを追加しまして、
毎回のテーマとなる概要と、鉄矢さんの音声をご紹介、お届けしてまいります。
また、音声は武田鉄矢さんのPodcastでお聴き頂きますが、視聴期間があるようで(2年以内のものが聴ける?)期限が過ぎると聴けなくなる可能性があるようです。
毎回ネタとなります本のご紹介もしていますので、お気に入りのものがあり、手に取って読みたいなと思いましたら、そちらからぜひお求めください。
武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.02 今回のテーマ 「幸福と人生の意味・生きていく理由」
さて、今回まな板に上がった本は
『幸福と人生の意味の哲学』~なぜ私たちは生きていかねばならないのか~
山口尚/著 2019/5/20 です。
私たちは「幸せって何だろう、人生の意味ってどういうことだろう」と考えることってありますよね。
鉄矢さんが冒頭で語っていますが、
三好達治の詩で、
「それが汝のそばにきて ささやく言葉に信をおけ 静かなる眼 平和なる心 世の宝この他になし」
なにかのインスピレーションが自分におりてきて、そっとつぶやく。そのつぶやきのなかに、静かなる眼、平和なる心。世の宝、これに勝るものなし。
また、太宰治は
短編集「ヴィヨンの妻」を通して「自分が幸せになるためには他人に対して無知でなければならない」と言っているのです。
パスカルという哲学者は
「自分の中で気を紛らわすことでしか、惨めな不幸から救われる方法はないのであります
何かに夢中になることそして没頭すること、そういう錯覚の装置があるゆえに、人は「私達は幸せだ」などというのでありまして
幸せというものを凝視すると焦点が合わなくなる、幸せというのはボンヤリ見ないとそこに現れないのですから・・・」
こう言っているのです。
定義というものはないのかもしれませんが、誰しもが考えるし、難しい疑問ですが、今回のお話で何かのヒントが得られるといいなと思います。
*追記
「赤まんま」や「腹の足し」のことばで作られた詩については三好達治ではなく、中野重治の『歌』という作品で、鉄矢さんの記憶ちがいのようです。
武田鉄矢今朝の三枚おろし ネタ本のご紹介
武田鉄矢今朝の三枚おろし 著者プロフィール
山口尚(やまぐち しょう)
1978年 生まれ。
形而上学・心の哲学・宗教哲学が専門の日本の哲学者。
京都大学総合人間学部卒業
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了
大阪工業大学講師 京都大学講師
他の著書
『クオリアの哲学と知識論証:メアリーが知ったこと』
『幸福と人生の意味の哲学:なぜ私たちは生きていかねばならないのか』
『哲学トレーニングブック:考えることが自由に至るために』
武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.02 「幸福と人生の意味・生きていく理由」音声ファイル
こちらから、♪音声をお聴きください
Podcast 2020.02.10~14 武田鉄矢今朝の三枚おろし(1日ごと)
Podcast 2020.02.17~21 武田鉄矢今朝の三枚おろし(1日ごと)
※当サイトは番組の公式サイトではありません。武田鉄矢さんのファンとして作成しております。
※「武田鉄矢今朝の三枚おろし」ラジオ番組内では、たまに皆様からのお便りを紹介しています。もしご視聴してご感想などありましたら番組当てにお寄せしてみたらいかがでしょうか。
宛先:郵便番号105-8002 文化放送 武田鉄矢「今朝の三枚おろし」
では、他のお話もどうぞお楽しみに。

