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武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.06 世界は贈与で出来ている

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武田鉄矢 今朝の三枚おろしアーカイブ


ラジオ番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」は、武田鉄矢さんがパーソナリティを務めるラジオトーク番組です。


文化放送制作で、全国AMラジオ32局ネットで毎週月~金曜日まで平日の朝、7:35~7:45の10分間放送されています。


放送開始は1994年4月4日ですから今年2021年で27年間も続いているのですから凄いですね。


私は最初に聞いた時、武田鉄矢さんがすごい読書家であることにまず驚きました。


ネタ本を元に分かりやすく紐解いてお話をしています。


とても勉強になり、時にはご自分の事、奥様とのやり取りを語っては笑わせたり、いつも楽しく聴いております。


この「fukkoの日々雑感」サイトにカテゴリーを追加しまして、


毎回のテーマとなる概要と、鉄矢さんの音声をご紹介、お届けしてまいります。


また、音声は武田鉄矢さんのPodcastでお聴き頂きますが、視聴期間があるようで(2年以内のものが聴ける?)期限が過ぎると聴けなくなる可能性があるようです。


毎回ネタとなります本のご紹介もしていますので、お気に入りのものがあり、手に取って読みたいなと思いましたら、そちらからぜひお求めください。



武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.06 今回のテーマ 世界は贈与で出来ている

さて、今回まな板に上がった本は

『世界は贈与でできている』 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 
 近内悠太/著 ニューズピックス 2020年03月11日』


人はたくさんの「贈り物」受け取っている。その「贈与」に気づくことが生きる上でいかに重大であるか。


その贈与は、「他から送ってもらった贈り物なんだ」と気づかない限り、永遠にその贈与に気がつかない、そういうものなのです。


気づくためには何が必要かと言うと失うこと、つまり、有ったものがなくなった瞬間、どのくらい困るかで思い知ることがあります。


有って当たり前ではなく、有ること自体がいかに必要であり素晴らしいことかを私たちは失う前に知らなくてはなりません。



この著書の中で、 まさに今の世界の出来事を言い当てたような作品を紹介しています。


小松左京が1964年に書き下ろしで発表した日本のSF小説「復活の日」です。


空気感染・致死率100パーセントのウイルスと核ミサイルの脅威により人類死滅の危機が迫る中、南極基地で生き延びようとする人々のドラマを描いた作品。


ラストシーンで、歴史学者のスミルノフ教授がラジオ局に一人で行って、スイッチを入れ、全世界に向かって


「何でこんなことになったのか・・・。世界を何もかにも経済にしてしまった、その愚かさが世界を滅ぼした。何でもお金で交換するというシステム自体がこの人類滅亡を招いた。


私はどんなにお金が貰えなくても「贈与」として「哲学の真髄」を解くべきであった。


哲学の真髄とは金銭を求めない「贈与」をすること。贈り物を知らない人に送るという行為がどれほど人類を発展させるか、そのことに気が付くべきであった。


哲学として贈与の重大さに気付いていれば人類は滅亡を免れただろう。すべてを経済に任せたことが滅亡の始まりであった・・・」


このようなセリフが書かれている。


また、「贈り物」で思いだす方もいらっしゃると思いますが、著者は次の映画を取り上げています。


キャサリン・ライアン・ハイドの小説 で 、2000年に製作された映画、ミミ・レダー監督『ペイ・フォワード 可能の王国』というのがありました。


映画の主人公11歳の少年、トレバーがシモネット先生から世界を変えるための課題を出され、“善意を他人へ回す”という「ペイ・フォワード」。


自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものだ。


一人の人が3人の人に贈り物を渡す。親切という贈り物を渡す。


その3人が3人に渡すと9人になり、9人が3人に渡すと27に、その27人が次の3人に渡すと243人、243人が3人に渡していくと


たちまち世界は優しさという贈り物で満ちるんじゃないかという夢なんですが、何回も挫折しながらトレバーは一生懸命3つの親切運動をやり続ける・・・自分たったひとりで。


ラストシーンは悲劇的に終わり、観客は衝撃を受け、「ペイ・フォワードは失敗だったのではないか」と思われますが、


しかし、その贈り物はトレバーの気づかないところで、バトンが次々に受け渡されていたのです。


ラストのラストシーンが感動的で良かったですね。


最初の送り主が消えてしまった瞬間に、それは大きな「贈与」となって現れる!


失って初めて気づく・・・・。


冒頭で述べた、人はたくさんの「贈り物」受け取っている。その「贈与」に気づくことが生きる上でいかに重大であるか。


今回のテーマ、「贈与」で築く世界、とても大事なお話だと思います。どうぞ、お聴きください。



武田鉄矢今朝の三枚おろし ネタ本のご紹介  

武田鉄矢今朝の三枚おろし 著者プロフィール

近内悠太

1985年、神奈川県生まれ。
慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業。
日本大学大学院文学研究科修士課程修了。
教育者。哲学研究者。
専門はウィトゲンシュタイン哲学。
リベラルアーツを主軸にした総合型学習塾「知窓学舎」講師。
著書:『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』

武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.06 世界は贈与で出来ている 音声ファイル

こちらから、♪音声をお聴きください

●Podcast 武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.06. 08~12

https://omny.fm/shows/program-21/6-8
https://omny.fm/shows/program-21/6-9
https://omny.fm/shows/program-21/6-10
https://omny.fm/shows/program-21/6-11
https://omny.fm/shows/program-21/6-12

●Podcast 武田鉄矢今朝の三枚おろし 2020.06. 15~19 (1週間分)

https://omny.fm/shows/program-21/podcast0615-19

※当サイトは番組の公式サイトではありません。武田鉄矢さんのファンとして作成しております。

※「武田鉄矢今朝の三枚おろし」ラジオ番組内では、たまに皆様からのお便りを紹介しています。もしご視聴してご感想などありましたら番組当てにお寄せしてみたらいかがでしょうか。

宛先:郵便番号105-8002 文化放送 武田鉄矢「今朝の三枚おろし」

では、他のお話もどうぞお楽しみに

メニュ「武田鉄矢 ラジオ アーカイブ」からどうぞ。

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