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失敗しない老人ホーム・介護施設の選び方

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老後の諸問題

老後の諸問題

人ホームや介護施設は、さまざまな種類があります。

今回は、施設の種類や選び方について、その特徴を交えて解説していきます。

介護施設 種類 

介護施設は、要介護者向けのものと自立したシニア向けのものがあり、それぞれに、公的施設民間施設があります。

(1)主に要介護者向けの施設

【公的施設】

①特別養護老人ホーム

 

通称、特養と言います。要介護度3以上の方が入居でき、原則として終身に渡って介護が受けられる施設です。

民間運営の有料老人ホームなどと比べると費用が安いのが特徴です。
地域によりますが、入居までに待機期間がかかる場合があります。
なお、特養の中でも29人以下のものは、地域密着型特別養護老人ホームと呼ばれています。
②介護老人保健施設
通称、老健と言います。主に、医療的ケアやリハビリを必要とする高齢者を受け入れています。
在宅復帰を目指すための施設で、3~6ヶ月程度の一定期間で退去することが前提になっています。
③介護療養型医療施設(介護医療院)
比較的重度の要介護者に、充実した医療処置を提供する施設です。
医療法人が運営する施設で、看護師の人員配置が手厚いのが特徴です。
 

【民間施設】

①介護付有料老人ホーム
自治体の認可を受けた有料老人ホームです。
24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯などの身の回りの世話や、食事や入浴、排せつなどの介助サービスが受けられます。
②住宅型有料老人ホーム
自立・要支援・要介護の方が入居できます。
介護付き有料老人ホームと違い、入居後に在宅サービス事業者と契約をし、そこから介護サービスを受けることになります。
③グループホーム
認知症の高齢者に特化した、地域密着型の小規模の介護施設です。
認知症の方に合わせた環境が用意され、認知症の改善、進行の緩和を目指します。

(2)自立したシニア向けの施設 

【公的施設】

①軽費老人ホーム

比較的低価格で利用できる福祉施設で、食事の提供を行うA型と、行わないB型があります。

自立・軽介護度の高齢者を受け入れています。

②ケアハウス
高齢者が、食事や洗濯などの介護サービスを受けられる施設で、軽費老人ホームC型とも呼ばれます。比較的低価格で利用できます。

【民間施設】

①サービス付き高齢者住宅
自立・軽介護度の方を対象とした、バリアフリー構造の賃貸住宅です。
生活相談員が常駐し、入居者の安否確認や生活支援サービスを受けることができます。
②健康型有料老人ホーム
介護不要の高齢者を対象とした施設です。介護が必要になったら、退去になります。
③シニア向け分譲マンション
高齢者を対象にした、バリアフリーの分譲マンションです。
自立・軽介護度の方を対象とします。

介護施設 選び方 

このように、いくつもの種類の中から最適な施設を選ぶには、どうすれば良いのでしょうか。

 

老人ホームで暮らすということは、住み慣れた環境を離れ、今までとは全く違う環境で新たな生活を始めるということです。
 
当然、入居後の生活が気になりますよね。
 
そこで、老人ホームを選ぶ際は、入居条件をあらかじめ明確にしておくことが重要です。

 

とはいえ、いきなり厳密に決めることはできませんので、まずはこれだけは考えておきましょう。
・介護サービス、医療的ケア
 
前述のとおり、介護が必要かどうかで選択肢が変わってきます。
 
今は介護不要でも将来的に介護が必要になった時にどうするのか。
・費用
 
現在の預貯金や不動産などの保有資産、家族からの援助等の資金計画。
・施設の運営方針や医療体制
 
緊急時の医療体制や休日夜間の対応、認知症や看取りの対応。
・立地や周辺環境
 
自宅や家族からの所要時間や利便性。
 
その他に、入居が急を要するものかどうかも重要になります。
 
人気の施設は空きが無いことが多く、待機時間が長くなることも珍しくありません。
 
それぞれの条件を考慮して、希望する施設をリストアップし、まずは施設に資料請求しましょう。
 
パンフレットを入手し、条件と合う施設かどうか確認します。

介護施設 見学 

 
入居の条件と合う施設が見つかったら、施設を見学に行きましょう。

施設内を見学する場合は、必ず予約をして下さい。
 
予約なしだとスタッフの対応が難しい場合があり、充分な説明が受けられない可能性があります。

見学の際は、立地や周辺環境、施設内の設備やサービス内容、食事や清掃状況、スタッフの対応など、快適に住み続けられるかどうかチェックしましょう。

なお、客観的な判断をするために、施設の見学は、面倒でも2、3箇所は行うようにしましょう。


介護施設 体験入居 

見学の結果、希望に合った老人ホームが見つかったら、体験入居をしてみて下さい。
施設内の生活感や雰囲気を感じることができます。スタッフや実際に入居している人に話しかけ、生の声を聴くのも良いと思います。

介護施設 費用 

費用については、通常、入居時に支払う入居一時金と毎月支払う月額費用が必要になります。
・入居一時金 
入居一時金とは、入居時に支払う費用のことです。
金額は、0円〜数千万円が必要な施設もあります。
なお、施設により異なりますが、退去時に返還金としてその一部が戻って来ます。
入居後すぐに退去することになった場合でも、金額がほとんど返還されないという施設もありますので、事前に確認するようにしてください。
・月額費用 
月額費用は、家賃や食費などの生活費と介護サービス費になります。
施設や利用するサービスによって大きく異なりますが、月額費用は概ね15~30 万円程度が一般的となっているようです。

介護施設 医療費控除 確定申告 

介護施設に入居して介護サービスを受けた場合は、医療費控除が受けられる場合があります
1年間で10万円を超える医療費を払っている場合に医療費控除の対象になり、確定申告をすることで還付が受けられます。
介護老人保健施設と介護療養型医療施設(介護医療院)は月額利用料の全額、特別養護老人ホーム(地域密着型含む)では月額利用料の2分の1を申告できます。

 

残念ながら、有料老人ホームの月額利用料は対象外になります

介護施設 入るタイミング 

ところで、老人ホームを考え始めたきっかけは何でしょうか。
介護の重度化や認知症の症状が進み、在宅介護サービスでは自宅での生活が難しくなってきた時、老人ホームを考え始めた方が多いようです。
一方で、先の人生を考え、ご自身で入居を決める方もいます。
まだ介護が必要でない時期から少しずつ情報収集をして検討しているようです。

介護施設 ケアマネジャーの役割 

ケアマネジャーは、介護保険利用者のケアプラン(介護サービス計画)を作成する専門職です。
高齢者が必要とする介護サービスを過不足なく利用できるように、総合的に支援します。
介護サービスは、治療や看護といった保健医療サービスから生活支援などの福祉サービスまでを総合的に判断してサービスを組み合わせ、適切に利用するものです。
介護サービスは、ケアプランがないと利用できないため、ケアマネジャーは高齢者介護においては欠かせない存在です。


介護施設 介護保険 

介護保険が適用される介護施設は、下記になります。

・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・介護療養型医療施設(介護医療院)

いずれも、要介護状態の場合に適用されます。

また、有料老人ホームも、介護付きの特定施設であれば適用されます。

なお、介護付きの特定施設以外では介護保険が使えないかと言えば、そうではありません。

ケアマネジャーと個別に契約をし、ケアプランに沿って、訪問介護などの介護保険適用サービスを利用していくことになります。

介護施設 生活保護 

老後の資金が十分にある高齢者ばかりではありません。

収入が少なく生活保護を受けている方も大勢います。

そのような生活保護を受けている低所得者でも入居できる施設もあります。

その他

介護施設 介護付き有料老人ホーム

老人ホームの種類については前述のとおりですが、一般的な有料老人ホームといえば、民間施設の介護付きと住宅型の有料老人ホームのことを指します。


特に、介護付き有料老人ホームは、自治体の認可を受けて運営されており、常駐しているスタッフから24時間介護サービスが提供されます。


費用は高額になりがちですが、基本的には要介護5という最も重い身体状況になってもサービスが受けられるため、人生の終末期を過ごしたい場所として、増加傾向にあるようです。

介護施設 自分の死生観の受け入れ 

ここで言う死生観とは、遠くない将来に訪れる死を前に、どのように生きていくかを考えることです。


死生観は、人それぞれ考え方が違います。


とはいえ、やはり慣れ親しんだ場所や、介護サービス、医療的ケアが安心して受けられる場所で人生の最終段階を過ごし、最期を迎えたいと考える人が多いのではないでしょうか?

介護施設 終の棲家

自分の死生観を考えるにあたり、終の棲家をどうするか、を考える人が多くなりました。


やはり、自宅で留まりたい、が多数を占めるものの高齢者住宅や老人ホームへの入居も増えています。


いずれにしても、安心・安全につながる終の棲家が求められています。

 まとめ 

状況はいつも突然変化します。
自宅で介護を続けようと考えていても、ご家族の負担が予想以上になってしまうこともあります。
差し迫った状況の中、老人ホームや介護施設を探すのは、容易なことではありません。
そんな時に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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